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南アフリカ代表
南アフリカ代表

南アフリカ代表の戦績・勝率
(最新10試合)

9勝1敗
(内7点差以内の負け:1敗)
勝率:90%

試合結果

スタッツ(最新10試合)

勝ち
9勝
負け
1敗
7点差以内の勝ち
2勝
7点差以内の負け
1敗
3トライ差以上の勝ち
6勝
3トライ差以上の負け
0敗
4トライ以上獲得した試合
7回
4トライ以上獲得された試合
2回
1試合あたり平均得点数
35.8点
1試合あたり平均失点数
16.2点
1試合あたり平均トライ数
4.9
1試合あたり平均PG数
1.5
コンバージョン成功率
69.4%
トライによる得点率
68.4%
コンバージョンによる得点率
19%
ペナルティゴールによる得点率
12.6%
ドロップゴールによる得点率
0%

放送・配信予定

南アフリカ代表の
メンバー(直近試合)

スターティングメンバ―

リザーブ

キャプテン

監督・ヘッドコーチ

経歴

1972年10月5日生まれ(52歳)。
南アフリカ出身。
現役引退後、スーパーラグビーのチーターズやストーマーズなどのコーチを歴任。2018年、南ア代表HC就任。RWC2019で24年ぶり優勝。その後、南ア協会のディレクターを務めていたが2024年に代表HCに復帰。前監督ジャック・ニーナバーはレンスターへ。
現役時代のポジションはFL、No.8。RWC1999の南アフリカ代表に選出。代表通算キャップ数は36。

2027年W杯まで指揮を執ることが決定。トニー・ブラウン氏がアタックコーチとして加入。まだまだ強くなりそうですね。
樋口MG

試合レポート

すたらぐ編集部が試合レポートをまとめています。注目選手や個人的に気になった人物、もう一度見たくなるスーパープレイ、美しくデザインされた戦術、ラグビーファンとしての率直な感想などをメモしています。
オータムネーションズ WEEK 2

日時:2024年11月16日(土) 17:40
イングランド
20 - 29
南アフリカ
試合
詳細
イングランド代表と南アフリカ代表の一戦は、互いに攻守で見応えのある激戦となった。試合は序盤から動き、前半3分にイングランドがWTB⑪スライトホームのトライで先制。しかし、南アフリカはSH⑨ウイリアムズの個人技で応戦し、リボックのCV成功で同点とした。

その後、イングランドはペナルティゴールでリードを奪うも、南アフリカはエツベスとデュトイの連続キックチャージトライで逆転。さらにラインアウトからのキックパスで⑭コルビが追加点を挙げ、前半を10-19で折り返した。

後半はイングランドが⑦サム・アンダーヒルのトライとM・スミスのPGで逆転するも、南アフリカは㉒ポラードのPGと⑭コルビの2本目のトライで再びリードを広げる。終盤、イングランドは攻勢を仕掛けたが、南アフリカの堅守とジャッカルで反撃を阻まれ、試合は20-29で南アフリカが勝利した。
隙を見せればジャッカル、ターンオーバー、キックチャージなど、南アフリカのディフェンスレベルが非常に高かったように感じられた試合。「相手を止める」ではなく、常に全員が「ボールの奪取」を狙っているような意識を持っているようでした。
沢本監督
オータムネーションズ WEEK 1

日時:2024年11月10日(日) 16:10
スコットランド
15 - 32
南アフリカ
試合
詳細
スコットランド対南アフリカの試合は、序盤から南アフリカが攻勢をかけ、⑪マピンピがキックパスを受けてトライを決める形で先制した。スコットランドもフィン・ラッセルのPGで応戦し、一時は9-12まで詰め寄るが、南アフリカは前半終盤にウィリー・ルル―からの絶妙なキックパスから追加トライを挙げ、9-19で前半を終える。
後半もスコットランドはラッセルのPGで得点を重ねるも、南アフリカも同じくPGで突き放し、終盤には㉒ヤスパー・ヴィーセがスクラムからトライを決めて試合を決定づけた。最終スコアは37-15で南アフリカが勝利を収めた。
若干ボールがスリッピーだったのか、ノックオン多めの試合でした。スコットランドはもう少しでトライまで届きそうなシーンがいくつかあったものの、結果的にはノートライ。
南アはFW陣のスピードとフィジカルが凄まじく、さらにポラードやルル―からの精度の高いキックパスで試合を支配しました。

沢本監督
ザ・ラグビーチャンピオンシップ 第5節

日時:2024年09月21日(土)
アルゼンチン
29 - 28
南アフリカ
試合
詳細
2024年9月21日、アルゼンチン代表ロス・プーマスが南アフリカを29-28で破り、史上初のラグビーチャンピオンシップ・トリプルクラウンを達成。アルゼンチンが同年にオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカの3強全てを倒したのは初めて。
試合は南アフリカが17-0でリードする展開で始まったが、アルゼンチンは4つのトライを決め逆転。
後半に入ると、南アフリカが再びリードするも、アルゼンチンのトマス・アルボルノスが再びリードを奪取し、最終的に南アフリカのキックが失敗しアルゼンチンが歴史的勝利を収めた。
この結果により、監督のフェリペ・コンテポミはワールドラグビーの年間最優秀コーチ賞候補に挙がる可能性が高まった。
NZ、オーストラリアに続き、南アも撃破。
ロス・プーマスめっちゃ強くなってます。

沢本監督
ザ・ラグビーチャンピオンシップ 第4節

日時:2024年09月07日(土)
南アフリカ
18 - 12
ニュージーランド
試合
詳細
南アフリカがNZを18-12で破り、開幕から4連勝。
試合は前半から互いにシンビンを受ける場面があり、NZはSOマッケンジーのペナルティゴールで9-3とリードして前半終了。
後半に入ると南アフリカがFW陣を強化し、フランカーのコリシがトライを決めて逆転。
その後もNZはチャンスを生かせず、南アが追加トライで6点差を広げて勝利。
南アは1937~49年以来となるNZ戦4連勝を果たした。
きっとオールブラックスが弱いんじゃなくて南アが強すぎるんだろう。
沢本監督
国際テストマッチ 2024年(夏季)

日時:2024年06月22日(土)
南アフリカ
41 - 13
ウェールズ
試合
詳細
南アフリカがW杯後の初戦でウェールズを41-13で圧倒。
開始3分、ジェシー・クリエルのトライでリードを取り、スクラムやセットピースで優勢に立つ一方、ウェールズは反則により苦境に立たされ、シンビンにより数的不利な状況に陥った。
しかし前半は南アの反則に助けられ意外にも拮抗し、ウェールズもトライを決めて1点差に追いつく。
が、後半に南アフリカは途中出場したノンキャップ選手たちの活躍で試合の主導権を握り、さらに得点を重ねた。
デビュー戦となったWTBエドウィル・ファンデルメルヴァは好守で目立ち、最後にはトライも決めた。
南アフリカは合計5トライを挙げ、W杯3連覇への好スタートを切った。
前半まで14-13。
後半で27点&完封。
初キャップWTBエドウィル・ファンデルメルヴァ要チェックです。

沢本監督

エンブレム


愛称:スプリングボクス(Springboks)

南アフリカ代表チームの概要

南アフリカのラグビーチームは「スプリングボクス」という愛称で知られ、世界中のサポーターから支持を受けています。ラグビーワールドカップ2023の優勝国であり、世界で最も強力なチームの一つです。

南アフリカラグビーチームの歴史は成功に満ちており、戦間期までにはすでにラグビー界の大国の一つとして確立されていました。しかし、その実力を常に発揮できたわけではありません。例えば、南アフリカはラグビーワールドカップの創設に関わったものの、アパルトヘイトに対するスポーツボイコットのため、1987年と1991年の最初の2大会には参加できませんでした。

しかし、1995年に初めてラグビーワールドカップに出場すると、開催国として大会に参加し、見事に優勝を果たしました。その後もスプリングボクスは成功を続け、2007年、2019年、2023年にもワールドカップを制し、現在4回の優勝を誇っています。これは世界最多の記録で、ニュージーランドの3回、オーストラリアの2回、イングランドの1回を上回ります。

また、南アフリカは1996年に「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」(旧トライネイションズ)に参加し、これまでに4回の優勝を果たしています。さらに、ワールドカップとザ・ラグビーチャンピオンシップの両方を同じ年に制覇した唯一のチームでもあります。

南アフリカラグビーチームには、歴代の偉大な選手が数多く存在し、12人の選手がインターナショナルラグビーホールオブフェームやワールドラグビーホールオブフェームに殿堂入りしています。代表的な選手には、キャプテンとして1995年の優勝を率いたフランソワ・ピナールや、2007年の優勝時のキャプテン、ジョン・スミットがいます。

現在の南アフリカチームも多くのスター選手を擁しています。主な選手には、キャプテンでルースフォワードのシヤ・コリシ、ロックのエベン・エツベス、スクラムハーフのファフ・デ・クラーク、そしてウィングのチェスリン・コルビが挙げられます。