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ニュージーランド代表
ニュージーランド代表

ニュージーランド代表の戦績・勝率
(最新10試合)

7勝3敗
(内7点差以内の負け:3敗)
勝率:70%

試合結果

スタッツ(最新10試合)

勝ち
7勝
負け
3敗
7点差以内の勝ち
2勝
7点差以内の負け
3敗
3トライ差以上の勝ち
4勝
3トライ差以上の負け
0敗
4トライ以上獲得した試合
6回
4トライ以上獲得された試合
1回
1試合あたり平均得点数
31.4点
1試合あたり平均失点数
19.5点
1試合あたり平均トライ数
3.9
1試合あたり平均PG数
1.9
コンバージョン成功率
79.5%
トライによる得点率
62.1%
コンバージョンによる得点率
19.7%
ペナルティゴールによる得点率
18.2%
ドロップゴールによる得点率
0%

放送・配信予定

ニュージーランド代表の
メンバー(直近試合)

スターティングメンバ―

リザーブ

キャプテン

監督・ヘッドコーチ

経歴

1974年8月21日生まれ(50歳)。
ニュージーランド出身。
現役引退後、カンタベリー州代表、U20ニュージーランド代表のコーチを歴任して、2017年クルセイダーズHCに就任し、スーパーラグビー6連覇達成。
2023年RWC終了後、イアン・フォスターの後任としてNZのHC就任。
現役時代のポジションはFL、No8。

トップリーグのリコーブラックラムズで選手としてプレイしていた時期もありました。
樋口MG

試合レポート

すたらぐ編集部が試合レポートをまとめています。注目選手や個人的に気になった人物、もう一度見たくなるスーパープレイ、美しくデザインされた戦術、ラグビーファンとしての率直な感想などをメモしています。
オータムネーションズ WEEK 3

日時:2024年11月23日(日) 21:10
イタリア
11 - 29
ニュージーランド
試合
詳細
ニュージーランドは試合を通じて優位を保ち、29-11でイタリアを下した。NZは前半38分にラインアウトからの階層的アタックで決定的なトライを挙げるなど、戦術的に洗練された攻撃を展開。イタリアはFWの粘り強いプレーやモンティ・イオアネのトライセービングタックルで抵抗を見せたが、攻撃では決定力を欠いた。特に数的優位の20分間で得点を伸ばせなかったことが痛手となった。一方、NZはスクラムで優勢を保ち、カウンターアタックでも得点を重ね、終始主導権を握った試合であった。
全体的にオールブラックスが押す試合展開。前半38分の階層的アタックからのトライはお見事でした。
イタリアも⑪モンティ・イオアネ選手のタックルなどディフェンス頑張りましたが、アタック面では数的優位な時間帯が前半と後半で合計20分あったにもかかわらず自らのミスで中々トライに繋げることができませんでした。

沢本監督
オータムネーションズ WEEK 2

日時:2024年11月16日(土) 21:10
フランス
30 - 29
ニュージーランド
試合
詳細
フランス代表とニュージーランド代表の激闘となった試合は、両チームの戦術と個人技が光る展開で進んだ。前半はフランスがPGで先制するも、ニュージーランドが巧みなオフロードパスを繋げてトライを奪い、リードを広げた。フランスも近場を攻める戦術でトライを返すが10-17とリードを許し前半終了。

後半、フランスは力強いモールとカウンターアタックで逆転。特にビエール=ビアレのスピードを活かしたトライが圧巻だった。ニュージーランドもマッケンジーの正確なPGで追い上げ、終盤まで接戦を繰り広げた。しかし、フランスもトマ・ラモスのPGで再びリードを広げ、最後はニュージーランドの猛攻をチョークタックルで封じて30-29で勝利した。両チームの攻守が拮抗し、観客を魅了する一戦となった。
フランス、パリのスタッド・ド・フランスで1点差の接戦を制しました。オールブラックスのバックス陣を置き去りにするWTBルイ・ビエール=ビアレ選手の足の回転スピードが凄まじかったです。お互いトライよりも確実にペナルティゴールで点数を重ねる形でした。
沢本監督
オータムネーションズ WEEK 1

日時:2024年11月08日(金) 20:10
アイルランド
13 - 23
ニュージーランド
試合
詳細
オータムネーションズ、アイルランドとニュージーランドの試合は、両チームともディフェンスと攻撃で一進一退の展開が続き、緊迫したゲーム内容となった。序盤、アイルランドは⑩ジャック・クロウリーのPGで先制するが、NZLも⑩ダミアン・マッケンジーのPGで応戦し、前半はNZLが6-9でリードして折り返した。
後半開始直後にアイルランドがスクラムから縦の連続アタックでインゴールにグラウンディングし、13-9と逆転。しかしその後、NZLは連続してペナルティゴールを獲得し再逆転。後半68分にはNZLの鮮やかなアタックから⑮ウィル・ジョーダンがトライを決め、13-23とリードを広げた。
アイルランドも何度か得点機を作るが、NZL⑧アーディー・サヴェアのジャッカルなどで阻まれ、最後までNZLの守備を崩すことができなかった。最終的にNZLがリードを守り、ノーサイドで試合終了。
雨?のせいか両チームとも精度の欠けたアタック。アイルランドは特にハンドリングエラーが目立ち、ペナルティも多かったです(ペナルティ回数=IRE 13回:NZL 5回)。
そんな状況下でNZLはマッケンジーのPGで3点を重ねてリード。さらに後半68分の見事なワイパーアタックで突き放し、ダブリンの地で歴史的勝利を手にしました。

沢本監督
オータムネーションズ WEEK 0

日時:2024年11月02日(土) 15:10
イングランド
22 - 24
ニュージーランド
試合
詳細
イングランド対ニュージーランド戦の試合は、序盤から激しい攻防が繰り広げられた。前半4分、イングランドのスミスがペナルティゴール(PG)で先制するも、すぐにニュージーランドがマーク・テレアのトライとボーデン・バレットのコンバージョンで逆転。その後、イングランドはPGで得点を重ねるも、前半27分にはニュージーランドのウィル・ジョーダンが再びトライを決め14-6とリードを広げた。イングランドはさらにPGを追加し、12-14で前半終了。

後半、ニュージーランドのミスをついたイングランドはインターセプトから逆転トライを決め、19-14とリードを奪う。両チームは激しい守備とジャッカル(ターンオーバー)を繰り返し、イングランドはPGを重ねて22-17としたが、後半75分、ニュージーランドのテレアが接戦を制するトライを決め24-22と再逆転。

試合終盤、イングランドはPGとドロップゴールで勝負を賭けるも失敗し、ニュージーランドが24-22で勝利した。
イングランドはキックを武器にエリア獲得とPGによる得点を重ね、対するニュージーランドは素早くテクニカルな連続アタックから相手の一瞬のスキを突くプレーでトライを獲得。過去の直接対決と同じく接戦で迎えた試合終了間際、劇的な最後でノーサイドとなりました。特にマーカス・スミス選手、シティティ選手、テレア選手はお見事でした!
沢本監督
国際テストマッチ

日時:2024年10月26日(土) 14:50
日本
19 - 64
ニュージーランド
試合
詳細
日本代表対ニュージーランド代表の試合は、序盤こそ互角の展開を見せたが、終始ニュージーランドが攻撃力を発揮して得点を重ねた。日本は前半にいくつかのトライを成功させ、主導権を握る場面もあったが、ニュージーランドのフィジカルとオフロードプレーに圧倒され、守備が崩される場面が目立った。特にマーク・テレアやセヴ・リースが活躍し、日本のディフェンスラインを破り、トライを次々と決めた。後半に入ってもニュージーランドの勢いは衰えず、最終スコアは19-64と大差で敗北。日本は再三のタックルとセットプレーでの対応に課題が残る結果となった。
観客数:60,057人
日本はアタックで良いプレーはあったものの、ディフェンス面で課題ありの印象。タックルを外されるシーン、エッジで数的不利になるシーンが繰り返し見られました。NZ⑪番マーク・テレア選手のタックルの受け方、外し方はめちゃくちゃ参考になりますね。
沢本監督

エンブレム


愛称:オールブラックス(All Blacks)

ニュージーランド代表チームの概要

ニュージーランドのラグビー代表チームは「オールブラックス」の愛称で知られ、世界で最も成功を収めたラグビーチームの一つです。ラグビーワールドカップで3度の優勝を果たしており、対戦したすべてのテストマッチチームに対して勝ち越しの記録を持っています。

1903年の初のテストマッチ以来、ニュージーランドは一貫して強力なチームであり、翌年にはヨーロッパと北アメリカを巡る34試合のツアーを行い、その間に敗れたのは1試合だけでした。現代のラグビーにおいても、オールブラックスはほとんどの対戦国に無敗で、ラグビーチャンピオンシップでは16回の優勝を誇り、イングランド、アイルランド、スコットランド、ウェールズのホームネイションズに対して4度のグランドスラムツアーを達成しています。

ラグビーワールドカップでは、ニュージーランドは圧倒的な強さを見せ、3度の優勝、1度の準優勝、そして3度の3位入賞を果たしました。2003年にワールドラグビーランキングが導入されて以来、ニュージーランドは他国よりも長期間にわたりトップの座を保持しています。

その優れた成績を裏付けるように、オールブラックスには歴史的なスター選手が数多くいます。2001年以降、オールブラックスの選手が年間最優秀選手賞を10回受賞しており、ジョナ・ロムやリッチー・マコウといった選手が国際ラグビー殿堂に名を連ねています。

なお、オールブラックスにはイーデンパークにおける試合において、これまでの30年で1度も負けたことがないという不敗神話があります。1994年7月3日のフランス戦(20-23)で敗れて以来、イーデンパークで負けたことはありません。