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すたらぐTOPオータムネーションズ【2024/11/9】イングランドvsオーストラリア

【オータムネーションズ】 WEEK 1 イングランド代表 vs オーストラリア代表

試合結果

2024年11月9日(土)
K.O.15:10

37
-
42
5
トライ
5
3
コンバージョン
4
2
ペナルティゴール
3
60%
CV成功率
80%

試合内容

前半4分、イングランドはマーカス・スミスの裏キックを起点にトライを決めて先制するが、続く9分、オーストラリアはペナルティゴールで応戦し5-3と詰める。その後イングランドはチャンドラー・カニンガムサウスがトライを追加し12-3とリードを広げたが、オーストラリアもトム・ライトのトライで追い上げ、前半終了時には18-20と逆転。

後半に入っても一進一退の攻防が続き、オーストラリアがリードを広げたが、イングランドはマーカス・スミスの巧妙なキックを活かしてトライを決め、終盤には再び逆転し37-35とした。しかし、試合終了間際、オーストラリアのマックス・ジョーゲンセンが左サイドを抜けて決定的なトライを挙げ、42-37でオーストラリアが劇的な逆転勝利を収めた。

各チームの戦術的な駆け引きと、決定力の高さが光る試合であった。

試合ハイライト動画

開催地・スタジアム

トゥイッケナム・スタジアム
(ロンドン / イングランド)

出場メンバー

      

キャプテン

監督・ヘッドコーチ

沢本監督のひとこと

逆転に次ぐ逆転劇。オーストラリアは近場を攻めて短いパスで繋ぎながらイングランドを攻略。リーグ出身⑬スアアリイ選手のプレースタイルに驚かされました。イングランドはアタックは⑩マーカス・スミス選手が起点となりトライに繋げるも、ディフェンス面でプレッシャーが緩かった部分が見られました。
沢本監督

すたらぐ編集部の
注目選手

試合レポート

前半3分
AUS、自陣スクラムからタッチキック。
ENGボール、右サイドハーフウェイ付近ラインアウト(5men)→⑤がキャッチ→モールと見せかけ⑦が持ち出して⑧縦BD→9sBD→⑩マーカス・スミスが裏ゴロキック→⑬オリー・ローレンスが再獲得BD→逆目にFWで縦を突き体を当てながらもオフロードで短いパス繋いで⑭→⑧→⑥チャンドラー・カニンガムサウスが右エッジにトライ。

最後の1フェーズはほぼFWの選手で繋ぎましたね。9sでBD作るかと思いきや体を回してボールをつなぐことでスペースへボールを運びトライです。
沢本監督


⑩マーカス・スミスのCV失敗。

イングランド 5-0 オーストラリア


前半9分
ENGオフサイドでAUSショット選択。
⑩ノア・ロレシオのPG成功。

イングランド 5-3 オーストラリア


前半11分
AUSのハイボールを両チームコンテスト→ボールこぼれてENGボールキープ→9sで少しゲインしてBD→⑮→バックドアで⑩→⑬縦BD→⑩マーカス・スミスがランでブレイクしてゴール前5mでBD→逆目⑥縦BD→⑤縦BD→FWピック2回でインゴールまで迫るもヘルドアップ。
手前のところでAUSオフサイドあってENG①タップゴー→短いパスで⑥チャンドラー・カニンガムサウスがフィニッシュ。


樋口MG
やはり起点はマーカス・スミスでしたね!


CV成功。

イングランド 12-3 オーストラリア


前半19分
AUSのラックオフフィートでENGショット選択。
⑩マーカス・スミスのPG成功。

イングランド 15-3 オーストラリア


前半22分
ENG⑦トム・カリーOUT→⑳アレックス・ドンブラント。

前半25分
ENGのノットロールアウェイからAUSタッチキック。
AUSボール、右サイド敵陣ゴール前8mラインアウト(5men)→モール崩れてAUSアドバン獲得→⑫BD→⑩→⑬→⑮トム・ライトが左エッジにトライ。

初キャップのAUS⑬スアアリイ選手がカットアウトで外側のDFを上手く引きつけました。
沢本監督



樋口MG
バスケットボールのようなパスでしたね!196cmと身長が高いのでこういった技が活かせるでしょうね。


そうですね。ただまぁその前の時点でかなりAUS有利な状況に持ち込めていました。
沢本監督


イングランド 15-10 オーストラリア


前半29分
ENG、敵陣スクラムでペナルティ獲得→ショット選択。
⑩マーカス・スミスのPG成功。

イングランド 18-10 オーストラリア


AUS⑨ジェイク・ゴードンOUT→㉑テイト・マクダーモットIN。

前半33分
ENG、マイボールスクラムで反則、AUS⑥クイックスタートでBD→㉑ピックで前進してBD→⑧ピックBD→⑥ピックBD(ENGオフサイドでアドバン)→③タニエラ・トゥポウがノールックでハリパス→ボールこぼれるも⑬拾ってBD→㉑テイト・マクダーモットが逆目ピラーを抜けて⑧ハリー・ウィルソンがトライ。


樋口MG
出血による交代で入ってきた㉑マクダーモット選手がリズムを変えてきました!


そうですね、クイックスタートから自らピックしつつ近場を削ってアドバンテージを獲得し、外側で獲りきりました。個人的には③タニエラ・トゥポウ選手のパスも状況判断としては評価したいです。
沢本監督


CV成功。

イングランド 18-17 オーストラリア


前半40分
AUSのハイボール→ENGがオブストラクション→AUSタッチキック。
AUS、敵陣ラインアウトからのアタックでENGオフサイド→AUSショット選択。
⑩ノア・ロレシオのPG成功。

イングランド 18-20 オーストラリア


前半終了。

後半49分
ENGノックオンからAUS裏キック→ENGプレッシャー受けつつタッチキック。
AUSボール、左サイド敵陣22m手前ラインアウト→サインプレーで目の前にスロー&リターンしてゲインし②BD→9sBD→9sBD→ボールこぼれるも⑥ロブ・ヴァレンティニがキャリーしDF一枚飛ばしてパス→①→④BD→①縦BD→⑦→⑤ジェレミー・ウイリアムズが左エッジにグラウンディング。
CV成功。

イングランド 18-25 オーストラリア


後半51分
AUS、リスタートキックキャッチBD→9sBD→⑩からキックと思いきやパス→⑮トム・ライトがDFのギャップを突いてブレイク、裏キック→AUS再獲得→FWピックx3→⑦縦でヘルドアップ。
手前のところでENGペナルティでAUSショット選択。
⑩ノア・ロレシオのPG成功。

イングランド 18-28 オーストラリア



樋口MG
オーストラリア、近場で攻めるのが効果的ですね。


イングランドは今日のDFは少し甘い気がします。NZL戦のときはかなりプレッシャーがあったのですが。。
沢本監督


後半55分
AUSのタックラーホールディングからENGタッチキック。
ENGボール、左サイド敵陣22m内ラインアウト(6men)→後ろで取ってモール→AUS上手くDF対応するがじわじわと中央に寄ってきたところで⑨ベン・スペンサーからの指示でENG⑩マーカス・スミスと㉓オリー・スライトホームが左へ移動→⑨→⑩スミスがインゴールへ裏ゴロキック→㉓スライトホームがグラウンディング。


樋口MG
うわぁぁぁ、やっぱりマーカス・スミスが獲らせますね!


AUSはDF枚数は揃っていた(むしろ1枚多かった)のですが、SHの⑨ゴードンがライン参加してしまい裏をカバーするプレイヤーがいませんでした。
沢本監督


CV失敗。

イングランド 23-28 オーストラリア


後半67分
AUSのタッチキックでENGボール、右サイド敵陣22m付近からクイックで入れて⑩キャリー→⑬縦BD→巡目へ展開し⑳から左エッジに飛ばして㉓オリー・スライトホームがトライ。

CV成功。

イングランド 30-28 オーストラリア



樋口MG
おおおお、再びENG逆転!


クイックスロー、良い判断でした!
沢本監督


後半75分
ENGボール、右サイド敵陣ハーフウェイ付近ラインアウト→モール→⑨→⑫からスイベルで㉒→⑬へのパスがこぼれてAUS⑭アンドリュー・ケラウェイが拾ってそのまま逃げ切りトライ。
㉒ベン・ドナルドソンのCV成功。

イングランド 30-35 オーストラリア



樋口MG
これは勿体ない。。。


後半76分
ENG、リスタートキックを⑪が再獲得BD→9sBD→逆目⑯からスイベルで㉒→⑩スミスが再度絶妙な裏ゴロキック→AUS拾うもキャリーバックでインゴールに抑え込んでENGボール。

ワラビーズ、このゾーンでの裏への警戒が甘いですね。
沢本監督


後半77分
ENGボール、左サイド敵陣ゴール前5mスクラム→⑧ピックBD→FWピックx6で④マロ・イトジェがグラウンディング。

CV成功。

イングランド 37-35 オーストラリア


後半79分
AUSのリスタートキックで⑬スアアリイがプレッシャーかけENGノックオン。

後半81分
AUSボール、右サイド敵陣10m手前スクラム→⑨→BK縦BD→9sBD→FWピックBD→ボールこぼれるもAUSボールキープ→FWピックBDx2→FW縦BDx2→⑬縦BD→逆目9sBD→9sからスイベルで㉒→ハリパスで⑦→⑫レン・イキタウがスワーブでDF2枚寄せてパス→㉓マックス・ジョーゲンセンが左エッジ抜けてトライ。
CV成功。

イングランド 37-42 オーストラリア



樋口MG
ワラビーズ、逆転勝利!なんという結末!


最後⑩マーカス・スミス選手がAUS⑫に詰めてしまいましたね。本来はあそこは我慢して㉓をマークしておくところでした。
沢本監督


ノーサイド。



過去1試合の対戦戦績

直接対決の結果

2024/11/9 オータムネーションズ 会場:ロンドン(イングランド)


総得点&トライ数


イングランド

オーストラリア
総得点
37
42
総トライ数
5
5

過去10試合の
スタッツ比較


イングランド

オーストラリア
勝率
30%
30%
勝 / 負 / 分
3 / 7 / 0
3 / 7 / 0
平均得点数
29.7点
23.3点
平均失点数
25.1点
31.9点
平均トライ数
3.8回
2.6回
平均ペナルティゴール数
1.5回
1.9回
CV成功率
73.7%
88.5%
トライによる得点割合
64%
55.8%
PGによる得点割合
15.2%
24.5%

試合前情報

最新5試合の試合結果

イングランドの戦績

オーストラリアの戦績



過去の
出場メンバー

※直近の出場メンバーとは限らない場合もあります。
      
エリス・ゲンジ1 アンガス・ベル
ジェイミー・ジョージ2 マット・フェスラー
ウィル・スチュアート3 タニエラ・トゥポウ
マロ・イトジェ4 ニック・フロスト
ジョージ・マーティン5 ジェレミー・ウイリアムズ
チャンドラー・カニンガムサウス6 ロブ・ヴァレンティニ
トム・カリー7 フレイザー・マックライト
ベン・アール8 ハリー・ウィルソン
ベン・スペンサー9 ジェイク・ゴードン
マーカス・スミス10 ノア・ロレシオ
トミー・フリーマン11 ディラン・ピーチ
オリー・ローレンス12 ハンター・パイサミ
ヘンリー・スレード13 レン・イキタウ
イマニュエル・フェイワボソ14 アンドリュー・ケラウェイ
ジョージ・ファーバンク15 トム・ライト
セオ・ダン16 ブレンダン・パエンガ=アモサ
フィン・バクスター17 アイザック・カイレア
ダン・コール18 アラン・アラアラトア
ニック・イジクウェ19 ルカン・サラカイトロト
ベン・カリー20 ランギ・グリーソン
アレックス・ドンブラント21 テイト・マクダーモット
ハリー・ランドール22 ベン・ドナルドソン
ジョージ・フォード23 ジョシュア・フルック

オータムネーションズの
最近開催された試合

アイルランド
22
vs
オーストラリア
19

イングランド
59
vs
日本
14

スコットランド
27
vs
オーストラリア
13

ウェールズ
12
vs
南アフリカ
45

アイルランド
52
vs
フィジー
17

放送・配信

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