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フランス代表
フランス代表

フランス代表の戦績・勝率
(最新10試合)

8勝1敗1分
(内7点差以内の負け:0敗)
勝率:80%

試合結果

スタッツ(最新10試合)

勝ち
8勝
負け
1敗
7点差以内の勝ち
3勝
7点差以内の負け
0敗
3トライ差以上の勝ち
1勝
3トライ差以上の負け
0敗
4トライ以上獲得した試合
3回
4トライ以上獲得された試合
2回
1試合あたり平均得点数
32.6点
1試合あたり平均失点数
22.2点
1試合あたり平均トライ数
3.5
1試合あたり平均PG数
2.8
コンバージョン成功率
85.7%
トライによる得点率
53.7%
コンバージョンによる得点率
18.4%
ペナルティゴールによる得点率
25.8%
ドロップゴールによる得点率
0%

放送・配信予定

フランス代表の
メンバー(直近試合)

スターティングメンバ―

リザーブ

キャプテン

監督・ヘッドコーチ

経歴

1969年3月20日生まれ(55歳)。
フランス出身。
現役引退後、スタッド・フランセ・パリのHCに就任。トップ14準優勝とハイネケンカップ準優勝。その後、モンペリエ、トゥーロンのHCを歴任し、2019年にフランス代表HCに就任。2022年シックス・ネーションズでグランドスラム達成。
現役時代のポジションはSH。RWC1991出場。2002年に代表キャプテンとしてIRBから最優秀選手として選出。

メディアから”非人道的”とまで言われる鬼ヘッドコーチ。ただし、しっかりと結果を残す名将です。
樋口MG

試合レポート

すたらぐ編集部が試合レポートをまとめています。注目選手や個人的に気になった人物、もう一度見たくなるスーパープレイ、美しくデザインされた戦術、ラグビーファンとしての率直な感想などをメモしています。
オータムネーションズ WEEK 2

日時:2024年11月16日(土) 21:10
フランス
30 - 29
ニュージーランド
試合
詳細
フランス代表とニュージーランド代表の激闘となった試合は、両チームの戦術と個人技が光る展開で進んだ。前半はフランスがPGで先制するも、ニュージーランドが巧みなオフロードパスを繋げてトライを奪い、リードを広げた。フランスも近場を攻める戦術でトライを返すが10-17とリードを許し前半終了。

後半、フランスは力強いモールとカウンターアタックで逆転。特にビエール=ビアレのスピードを活かしたトライが圧巻だった。ニュージーランドもマッケンジーの正確なPGで追い上げ、終盤まで接戦を繰り広げた。しかし、フランスもトマ・ラモスのPGで再びリードを広げ、最後はニュージーランドの猛攻をチョークタックルで封じて30-29で勝利した。両チームの攻守が拮抗し、観客を魅了する一戦となった。
フランス、パリのスタッド・ド・フランスで1点差の接戦を制しました。オールブラックスのバックス陣を置き去りにするWTBルイ・ビエール=ビアレ選手の足の回転スピードが凄まじかったです。お互いトライよりも確実にペナルティゴールで点数を重ねる形でした。
沢本監督
オータムネーションズ WEEK 1

日時:2024年11月09日(土) 21:10
フランス
52 - 12
日本
試合
詳細
フランス代表と日本代表の試合はフランスの圧倒的な攻撃力と守備力が光る展開となった。試合開始直後からフランスが主導権を握り、FW戦で優勢を確保しつつ、バックスが多彩なアタックを展開。
開始3分でトライを決めると、続く9分にもトライを重ね12-0とリードを拡大。その後もフランスはペナルティから得たボールを機敏に攻め、日本のディフェンスを翻弄。素早い球捌きや裏ゴロキック、キックパスを交えた多彩なアタック、ラインアウトでのサインプレーが日本を圧倒し、前半終了時点で31-0と大差をつけた。

後半、日本は反撃の機会を伺うも、デュポンの速攻やフランスのバックスの連携プレーに苦しめられ、なかなか得点に繋がらない。後半49分には立川理道のトライでようやく得点したが、試合の主導権を奪い返すには至らず。日本もテビタ・タタフのインターセプトトライなどで意地を見せるが、最終的に52-12と大敗を喫した。
日本、ブレイクダウンでターンオーバーされたり、フランスの華麗なアタックでトライを奪われるなど、実力的に負けていた点はさておき、前半は割とイージーなミスや集中力の切れで自らを苦しめた点も大きかった気がします。アタックの起点がライリーに頼りきりなってしまっているので、もう少しオプションが欲しいところですね。日本がコテンパンにやられるところはあまり見たくはないですが、フランスの美しいラグビーを見ることが出来ました!
沢本監督
シックスネーションズ 第5節

日時:2024年03月16日(土) 21:00
フランス
33 - 31
イングランド
試合
詳細
2024年のラグビーシックス・ネーションズ最終戦。
フランス代表がイングランド代表に33-31で勝利し、大会を3勝1分1敗で2位で終えた。

フランスは主力のデュポンとヌタマックを欠いていたが、前半はフランソワ・クロスのスチールからノラン・ルガレックのトライでリード。
後半、イングランドが逆転したものの、フランスはFBバレとCTBフィクーのトライで再びリードを奪った。
試合終了間際、SOラモスが50メートルのペナルティゴールを決め、フランスが再逆転して勝利。
デュポンはパリ五輪のセブンスに出るため欠場。
そっちでキャプテンとして大活躍。で、優勝。鬼ですね。

沢本監督

エンブレム


愛称:レ・ブルー(Les Bleus)

フランス代表チームの概要

フランスのラグビーチーム「レ・ブルー(Les Bleus)」は、ヨーロッパを代表する国際チームの一つであり、数々のタイトルと素晴らしい戦績を誇ります。特にシックスネーションズとラグビーワールドカップにおいて、強力なチームとして知られています。

シックスネーションズにおけるフランス


フランスがシックスネーションズに参加したのは1910年で、当時「ホームネイションズ」だった大会は「ファイブネイションズ」と改名されました。今日、フランスは毎年開催されるシックスネーションズでイングランド、アイルランド、イタリア、スコットランド、ウェールズと競い合っています。

1932年には、フランスがプロフェッショナリズムの疑いで大会から除外されるという予想外の出来事が起こりました。当時、ラグビーはアマチュアスポーツとして行われていました。第二次世界大戦後の1947年にフランスはファイブネイションズに再び招待され、それ以来、フランス代表は毎年大会に参加しています。

1954年に、フランスは37回目の挑戦で初めてシックスネーションズを優勝し、1959年には単独で初めてタイトルを獲得。現在までに、フランスは26回のタイトル(18回の単独優勝と8回の共同優勝)を獲得し、10回のグランドスラムを達成しています。

ラグビーワールドカップでのフランス


フランスは全てのラグビーワールドカップに出場しているものの、優勝はまだ果たしていません。しかし、1987年、1999年、2011年の3度、決勝戦に進出し準優勝に輝いています。

フランス初のワールドカップ決勝は1987年で、準決勝ではオーストラリアを劇的に破りました。セルジュ・ブランコが決勝トライを決めたこの試合はラグビー史上に残る名勝負として知られています。しかし、決勝ではニュージーランドに29-9で敗れました。1999年の決勝では再びオーストラリアに挑むも35-12で大敗。2011年の決勝ではニュージーランドと接戦を繰り広げましたが、8-7で惜しくも敗れました。

フランスラグビーの歴史


ラグビーは1872年にフランスに導入され、1900年のオリンピックにもフランス代表チームが出場しました。フランスの初の国際試合は1906年にパリでニュージーランドと対戦したものでした。1920年と1924年のオリンピックでは、フランスはアメリカに僅差で敗れ銀メダルに終わりましたが、1950年代から1960年代のファイブネイションズでフランスは世界的な実力を示し始めました。そして、1987年の第1回ラグビーワールドカップでは準優勝を果たしました。

その後、フランスは世界で最も才能あるチームの一つとしての評価を確立し、2002年には「ワールドラグビーチーム・オブ・ザ・イヤー」に選ばれました。以来、フランスはワールドラグビーランキングで1位から10位の間を行き来しています。

フランスラグビーチームの選手たち
フランス代表には、これまで多くの優れた選手が所属してきました。セルジュ・ブランコ(フルバック)、フィリップ・セラ(センター)、ファビアン・ペルス(ロック)などの選手がワールドラグビーホールオブフェームに殿堂入りしています。

現在のフランス代表には、多くの人気選手がいます。特にスクラムハーフのアントワーヌ・デュポン、フルバックのトマ・ラモス、センターのガエル・フィクーなどが注目されています。