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イングランド代表
イングランド代表

イングランド代表の戦績・勝率
(最新10試合)

3勝7敗
(内7点差以内の負け:5敗)
勝率:30%

試合結果

スタッツ(最新10試合)

勝ち
3勝
負け
7敗
7点差以内の勝ち
1勝
7点差以内の負け
5敗
3トライ差以上の勝ち
2勝
3トライ差以上の負け
0敗
4トライ以上獲得した試合
4回
4トライ以上獲得された試合
2回
1試合あたり平均得点数
29.7点
1試合あたり平均失点数
25.1点
1試合あたり平均トライ数
3.8
1試合あたり平均PG数
1.5
コンバージョン成功率
73.7%
トライによる得点率
64%
コンバージョンによる得点率
18.9%
ペナルティゴールによる得点率
15.2%
ドロップゴールによる得点率
2%

放送・配信予定

イングランド代表の
メンバー(直近試合)

スターティングメンバ―

リザーブ

キャプテン

監督・ヘッドコーチ

経歴

1979年10月12日生まれ(45歳)。
イングランド出身。
2012年、日本代表スポットコーチに就任。2014年、現役引退後に日本代表FWコーチ就任。
ブリストル、レスターなどのコーチを歴任し、2022年12月~イングランド代表HC就任。
現役時代はバース・サラセンズでプレー。ポジションはLO。2007年RWCイングランド代表として選出。通算キャップ数57。うち21試合でキャプテンを務めた。

2015年W杯ではエディーのもとで南ア撃破に貢献。そのエディーの後任としてイングランド代表HCに。
樋口MG

試合レポート

すたらぐ編集部が試合レポートをまとめています。注目選手や個人的に気になった人物、もう一度見たくなるスーパープレイ、美しくデザインされた戦術、ラグビーファンとしての率直な感想などをメモしています。
オータムネーションズ WEEK 3

日時:2024年11月24日(日) 16:10
イングランド
59 - 14
日本
試合
詳細
オータムネーションズのイングランド対日本戦は、日本が大差で敗北する結果となった。前半、日本は序盤からスクラムやラインアウトで劣勢を強いられ、イングランドの強力なモールや緻密な展開に圧倒された。イングランドはトライを次々と重ね、28-0と大差をつけて試合を支配したが、日本も前半終盤に齋藤のトライで反撃の兆しを見せた。

後半もイングランドの支配が続き、日本はラインアウトミスやスクラムペナルティ、ハイボール処理の失敗などのミスを重ね、自らのリズムを崩した。一方、交代選手の活躍でトライが生まれるなど、部分的に良いアタックも見られたが、試合を覆すには至らなかった。

最終スコアは59-14。日本はセットプレーの精度向上やミス削減が課題となり、強豪国との差を痛感させられる試合だった。
日本、イングランドに大差をつけられて敗北。確かにイングランドのモールは強く、個々のスキルも高かったように思いますが、日本はラインアウトミス、スクラムペナルティ、ノックオン、ハイボール処理、ノット10mなど、数多くのミスから自分たちの首を絞めた80分間だったように思いました。アタックにおいて部分的に良かったところはあるので、頑張ってほしいところです!
沢本監督
オータムネーションズ WEEK 2

日時:2024年11月16日(土) 17:40
イングランド
20 - 29
南アフリカ
試合
詳細
イングランド代表と南アフリカ代表の一戦は、互いに攻守で見応えのある激戦となった。試合は序盤から動き、前半3分にイングランドがWTB⑪スライトホームのトライで先制。しかし、南アフリカはSH⑨ウイリアムズの個人技で応戦し、リボックのCV成功で同点とした。

その後、イングランドはペナルティゴールでリードを奪うも、南アフリカはエツベスとデュトイの連続キックチャージトライで逆転。さらにラインアウトからのキックパスで⑭コルビが追加点を挙げ、前半を10-19で折り返した。

後半はイングランドが⑦サム・アンダーヒルのトライとM・スミスのPGで逆転するも、南アフリカは㉒ポラードのPGと⑭コルビの2本目のトライで再びリードを広げる。終盤、イングランドは攻勢を仕掛けたが、南アフリカの堅守とジャッカルで反撃を阻まれ、試合は20-29で南アフリカが勝利した。
隙を見せればジャッカル、ターンオーバー、キックチャージなど、南アフリカのディフェンスレベルが非常に高かったように感じられた試合。「相手を止める」ではなく、常に全員が「ボールの奪取」を狙っているような意識を持っているようでした。
沢本監督
オータムネーションズ WEEK 1

日時:2024年11月09日(土) 15:10
イングランド
37 - 42
オーストラリア
試合
詳細
前半4分、イングランドはマーカス・スミスの裏キックを起点にトライを決めて先制するが、続く9分、オーストラリアはペナルティゴールで応戦し5-3と詰める。その後イングランドはチャンドラー・カニンガムサウスがトライを追加し12-3とリードを広げたが、オーストラリアもトム・ライトのトライで追い上げ、前半終了時には18-20と逆転。

後半に入っても一進一退の攻防が続き、オーストラリアがリードを広げたが、イングランドはマーカス・スミスの巧妙なキックを活かしてトライを決め、終盤には再び逆転し37-35とした。しかし、試合終了間際、オーストラリアのマックス・ジョーゲンセンが左サイドを抜けて決定的なトライを挙げ、42-37でオーストラリアが劇的な逆転勝利を収めた。

各チームの戦術的な駆け引きと、決定力の高さが光る試合であった。
逆転に次ぐ逆転劇。オーストラリアは近場を攻めて短いパスで繋ぎながらイングランドを攻略。リーグ出身⑬スアアリイ選手のプレースタイルに驚かされました。イングランドはアタックは⑩マーカス・スミス選手が起点となりトライに繋げるも、ディフェンス面でプレッシャーが緩かった部分が見られました。
沢本監督
オータムネーションズ WEEK 0

日時:2024年11月02日(土) 15:10
イングランド
22 - 24
ニュージーランド
試合
詳細
イングランド対ニュージーランド戦の試合は、序盤から激しい攻防が繰り広げられた。前半4分、イングランドのスミスがペナルティゴール(PG)で先制するも、すぐにニュージーランドがマーク・テレアのトライとボーデン・バレットのコンバージョンで逆転。その後、イングランドはPGで得点を重ねるも、前半27分にはニュージーランドのウィル・ジョーダンが再びトライを決め14-6とリードを広げた。イングランドはさらにPGを追加し、12-14で前半終了。

後半、ニュージーランドのミスをついたイングランドはインターセプトから逆転トライを決め、19-14とリードを奪う。両チームは激しい守備とジャッカル(ターンオーバー)を繰り返し、イングランドはPGを重ねて22-17としたが、後半75分、ニュージーランドのテレアが接戦を制するトライを決め24-22と再逆転。

試合終盤、イングランドはPGとドロップゴールで勝負を賭けるも失敗し、ニュージーランドが24-22で勝利した。
イングランドはキックを武器にエリア獲得とPGによる得点を重ね、対するニュージーランドは素早くテクニカルな連続アタックから相手の一瞬のスキを突くプレーでトライを獲得。過去の直接対決と同じく接戦で迎えた試合終了間際、劇的な最後でノーサイドとなりました。特にマーカス・スミス選手、シティティ選手、テレア選手はお見事でした!
沢本監督
国際テストマッチ 2024年(夏季)

日時:2024年07月06日(土)
ニュージーランド
16 - 15
イングランド
試合
詳細
ニュージーランドは2023年ラグビーW杯準優勝以来の初試合。
イングランドは6月22日に日本戦で快勝し、ウォーミングアップ完了。
試合はシーソーゲームとなり、両チームが交互に得点を重ねたが、ニュージーランドが後半に2度のペナルティゴールを決め、逆転。
ニュージーランドが僅差で勝利。
前半15分
マッケンジーからセブ・リースへのキックパス美しい。

後半78分
マッケンジー、ショットクロックでキック失敗。たぶん多くのファンが「笑ってる場合じゃない」と思ったはず。

沢本監督

エンブレム


愛称:レッドローズ(Red Roses)

イングランド代表チームの概要

イングランドラグビー代表チームは、ラグビー史上最も成功したチームの一つであり、北半球唯一のラグビーワールドカップ優勝国です。シックスネーションズでも29回の単独優勝という最多記録を保持しています。

シックスネーションズでのイングランド


イングランド代表はシックスネーションズで29回の単独優勝と10回の共同優勝、さらに13回のグランドスラムを達成しています。イングランドは、イングランド、アイルランド、スコットランド、ウェールズの4か国からなる「ホームネイションズ」の創設メンバーであり、1883年の最初の大会を制したほか、ファイブネーションズ(1910年)、シックスネーションズ(2000年)のいずれの大会でも初優勝を果たしました。

1888年と1889年の大会では、イングランドが国際ラグビーボード(現在のワールドラグビー)への加盟を拒否したため、出場停止となりましたが、1890年に参加が再開されました。

イングランドは数々の名選手を輩出し、2001年のシックスネーションズではジョニー・ウィルキンソンがイタリア戦で1試合で35得点を挙げる記録を達成しました。また、1914年にはシリル・ローが1大会で8トライを記録しています。

ラグビーワールドカップでのイングランド


イングランド代表は、全てのラグビーワールドカップに出場しており、2003年にオーストラリアを破って初の優勝を果たしました。この試合は延長戦に突入し、ウィルキンソンが残り28秒で決めた劇的なドロップゴールで勝利を収めました。現在も、北半球のチームでラグビーワールドカップを制したのはイングランドだけです。

その後、イングランドは2007年と2019年のワールドカップで再び決勝に進出しましたが、いずれも南アフリカに敗れています。また、1995年と2023年の大会では3位決定戦に進出し、1995年には4位、2023年には3位となりました。

しかし、イングランドは苦しい時期も経験しています。1987年、1999年、2011年には準々決勝で敗退し、2015年大会では、開催国でありながらグループステージで敗退するという失望の結果に終わりました。

イングランドラグビーの歴史


イングランドラグビーチームの歴史は1871年にまで遡ります。最初のテストマッチではスコットランドに敗れましたが、その後、ホームネイションズ選手権で次々と勝利を収め、強豪国としての地位を確立しました。

ラグビーワールドカップが1987年に創設されると、イングランドも初回大会に招待されました。そして、16年後の2003年には、シックスネーションズ、グランドスラム、ラグビーワールドカップのすべてを制覇する「黄金時代」を迎えました。その年、ワールドラグビーランキングが導入されると、イングランドは初の世界1位にランクされました。

イングランドのラグビー選手たち


イングランド代表には数々の名選手が在籍してきました。マーティン・ジョンソンやジェイソン・レナードといった選手は国際ラグビーホールオブフェームに殿堂入りしています。また、ジョニー・ウィルキンソンは1999年から2011年の間に277得点を挙げ、ラグビーワールドカップの最多得点者となっています。